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ダイカスト

ダイカスト用金型は、金型表面に高温の溶融金属が接触することで、ヒートクラックが発生します。加えて、ヒートクラックを起点とした割れや、溶湯により金型材が浸食される溶損といった損傷も発生します。そのため冷間の金型材料に比べて耐摩耗性よりも、金型の熱間強度や、軟化抵抗、クラックを進展させないための靱性が要求されます。
弊社のダイカスト金型用鋼には、アルミダイカスト技術の多様化に対応して最適な金型材料が選択できるよう、各種金型材料を取り揃えております。
標準ブランド「DAC」(SKD61クラス)をはじめとするYSS熱間工具鋼は、その高い熱間強度、靭性でダイカスト製品の品質向上、安定化に貢献いたします。

化学成分表

鋼種 化学成分(%)
YSS JIS類似 AISI類似 C Si Mn Ni Cr W Mo V その他
DAC SKD61 H13 0.4 1.0 0.4 - 5.2 - 1.3 0.9  
DAC-MAGIC SKD61改良   開発鋼種  
DAC10 SKD61改良   0.3 0.3 0.6 - 5.2 - 2.7 0.9  
DAC55 SKD61改良   0.4 0.2 0.6 0.6 5.2 - 2.2 0.8 その他特殊元素
DAC3 SKD61改良   0.4 0.3 0.6 0.6 5.1 - 1.6 0.7  
DAC40 SKD7改良   0.4 0.5 0.5 - 4.3 0.7 2.1 0.9  
YEM-K SKD7改良 H10 0.4 0.3 0.9 0.9 3.4 - 2.5 0.6 その他特殊元素
MDC-K SKD8改良 H19 0.4 0.3 0.5 - 4.4 2.0 1.6 1.7 その他特殊元素
FDAC SKD61快削   0.4 1.0 0.7 - 5.2 - 1.3 0.4 S:0.1
DM SKT4   0.5 0.3 0.9 1.8 1.3 - 0.4 0.2  
YXR33 マトリックスハイス   0.5 0.2 0.5 - 4.2 1.6 2.0 1.2  

※P,Sなどの不純物は、日立独自の高級原料を使用し、JISより低く規制してあります。