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工具鋼は一般的に“造塊→2回の熱間加工(分塊・仕上げ)→熱処理→手入れ→検査”の工程で製造されます。
造塊は、一般的に“電気孤光炉+炉外精錬炉”で溶解後、鋳型に鋳込んで鋼塊を作る工程です。偏析(成分バラツキ)や非金属介在物を低減したい場合には、エレクトロスラグ再溶解(ESR)、真空アーク再溶解(VAR)が適用される場合もあります。また、高炭素・高合金系の製造、偏析の極小化目的で、粉末工程が採用される場合もあります。粉末鋼は炭化物を微細均一化出来る長所があります。
分塊熱間加工は、鋳造組織の破壊と、仕上げ熱間加工に最適な中間素材の製造を目的に行われます。仕上げ熱間加工は、所定寸法への加工だけでなく、最終製品の品質確保も重要な目的となります。
仕上げ加工後は、熱処理工程で、焼なましや焼入焼戻しが施されます。その後、スケール除去、曲り矯正などを行った上、品質検査に合格してから、出荷されます。 |