製造工程

YSSヤスキハガネが誇る「特殊鋼」は、1000年を超える「和鋼」の伝統技術を継承し、最新の設備と独自の技、最適 な製造プロセスによって生み出されます。徹底的に吟味された材料を、電気炉、真空溶解炉、炉外精錬設備などの 組み合せによって、溶解精錬、熱間加工、冷間加工、熱処理を経て、それぞれ厳格な品質管理の下で生産。
今、世界で求められる多様な鋼のニーズに、他にはないOne Stop Solutionで応えていきます。

製造工程概念図

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溶解法 (溶解・再溶解)

安来工場では、溶解法の中でも、大気溶解(アーク炉溶解)を主に行っています。通電で発生したジュール熱により原料を融解、酸化・還元精錬で不純物を取り除く製造方法です。その後、炉外精錬設備などで脱ガスや、成分調整をし、鍛造を行います。
再溶解は、ESR(エレクトロスラグ再溶解)とVAR(真空アーク再溶解)があり、一度出来上がった鋼塊を消耗電極とし、少しずつ再溶解・凝固させる方法で、偏析を低減させます。

粉末法

溶解では製造困難な、高合金な鋼種を製造する方法です。 ガスアトマイズ設備で、溶湯を噴霧状にし、粉末状の素材を堆積させます。鋼塊内外が均一な素材を作るため、合金同士の凝固単位を小さくし、炭化物を微細化させる工程です。
その後、カプセル封入・HIPによって、気孔を取り除き、熱間加工が施されます。

熱間加工(分塊・仕上)

工程は、大きく「分塊」と「仕上げ」に分かれます。分塊熱間加工は、鋳造組織の破壊による微細化、仕上げ熱間加工に最適な中間素材の製造を目的に行われます。仕上げ熱間加工は、所定寸法への加工だけでなく、最終製品の品質確保も重要な目的となります。

製品

仕上げ加工後は、焼なまし、必要により焼入焼戻しされ、所定の硬さ・ミクロ組織に調整します。

品質保証、試験・検査

様々な工程を経て製造されたYSSヤスキハガネは、内部欠陥や表面疵の有無、寸法、非金属介在物検査など、数々の試験が行われます。こうした厳しいチェックを潜り抜けたYSSヤスキハガネが、お客様のもとへ届けられます。